村に車椅子を届けに・・・ 続き
村に車椅子を届けに行った日に、ちょうど医療チームの巡回往診を行っていました。
たった年に1回か2回の往診。沢山の人達が集まってきていました。
人々はさらに山奥から何時間も歩いて、この往診にやってきます。
明け方に外に出ると、山々から快中電灯の光が降りてくるのがわかりました。
往診に来ているドクターチームは学校やテントに宿泊して、二日かけて受診していました。
それでも、器具も何もない場所で出来る診療なんて限られています。
電波の無い村に一つだけ公衆電話をみつけました。もしもの時は外部と連絡取れるんだ!!と思ったけど・・・・・。公衆電話は壊れていました。
何か緊急事態があっても、対処のしようがないと言う事です。
幸せそうに暮らす彼らですが、医療という安全が保障されていない事は大変な事だろうと思います。
一泊の滞在ですが、、「何か怪我でもしたらどうしよう?」って思いました。
歯が痛む夜、出血の怪我、火傷、発熱、難産。こんな身近な事が起きた時に、彼らはどう過ごすのか?
もちろん、リハビリも無く、障がいを持ったらどう家で過ごすのか?
年をとれば、自宅までの道を登れないだろうな。
色々と考えさせられます。
自分に出来る事があるかはわかりませんが、考えます。
by power_of_youth82 | 2012-04-02 07:34