トランスメディア提供アイコン01 ボンティアが主役になる日

昨日は職場で送別会をしてもらいました。
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プロジェクトのメンバーがバタバタと準備をしてくれ、任地の市長をはじめ議員、そして前任地の職員さんや村の人々など総勢150人以上の人達が来てくれました。
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サプライズでホームスティ先の家族も来てくれ歌を演奏してくれました。
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そして、この日の為に省庁が牛を一頭用意してくれ、さばいてくれたそうです。早朝の朝5時から準備が開始されました。
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今まではボランティアが人前で主役にならないようにと思って活動をやってきましたが、最後の最後にこんな大きな会の主役をさせてもらうことになりました。

来てくれた村の人達、苦楽を共に感じた職員さん達、そして家族、、この人達と今までの様に時を共にすることは無くなるんだな~~と実感したら、、

めったに泣く事はないのに、素直に寂しいという感情が湧き、泣いてしまいました。

ホームスティ先の子どもから、「子どもの様に泣いているのを 見たよ~~」といわれました。。。ハハハ 31の歳大人がね。

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そして一緒に涙してくれた職員さんや村の人々、、、この人達の存在が自分の活動を想いを支えてくれていたのですよね。

沢山のプレゼントもいただきました。
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その中の一つに、ある村のお母さんがシワシワの包装紙に大きなリボンがついた小さな箱がありました。

感情を表に出さない人で、、、最初に出会ったころはテッキリ自分達の介入を迷惑がっているものだと思った程でした。でも、怖じ気ずくことはせず何度も訪問し、その息子に支援が届くように働きかけました、

そんなお母さんがくれた小さな箱の中身は、小さく畳んだシワシワの5ドルでした。

たった500円です。でも、この5ドルは、自分には勿体な過ぎるものです。

小さな小さな箱は重たすぎるプレセントで。。

もらったもの全てが自分にはもったいな過ぎるものばかりでした。

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Jicaは言います、「ボランティアは2年間で現地の人々と仲良くなれたら、それは成果だと」。

しかし、プロとしてこの地に来て、ボランティアとして人々を支えるのであれば、「仲良くなった」なんてものは成果のうちには入らないと思って活動してきました。

どうにか良い実りが出る種をきちんとこの地に撒く事が成果であると思ってきましたし、今もそう思っています。

実際は自分が撒いた種がどう実っていくかはわかりませんが、出来る事はやってきたように思います。


でも、会に来てくれた二人の若い障がい者と別れる時、いったい自分は何が出来ただろう?!と思ってしまいました。

一人は片目が見えない障がいを持っています。奥地に住んでいて、色々な事情で高校にいけず、もう20歳を過ぎています。リサイクルで作る財布作りを教えると一番上手に出来るようになった人です。 ついこの間、酔っ払った彼に道で会いました。彼が「勉強したいんだ、、学校に行けないと、先は無い」と何度も言ってきました。

もう一人は、同様に奥地に住んでいる若者で耳が聞こえず教育を受けて来なかった為、字を書く事も出来ない人です。一度ブログにも書きましたが、拒む彼を強引に連れ出し、字を書く練習をはじめてもらいました。自身の名前は書けるようになったものの、その後のフォローは出来ていませんでした。


この二人と、送別会が終わって別れの時に強く抱き合いました。二人は帰り際に何度もこっちを振り返ってくれました。
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自分が作業療法士としてこの二人に何かできたか??!というと、、きっと何も出来ていません。

国際協力者として彼らの未来に繋がる事を出来たかというと、こちらも疑問です。

出来た事は、仲良くなれた事、、、仲良くなれたというか、こっちの気持ちが届いていたのかな?!と感じられる別れであったという事。

もしかしたら、外国人と時間を共有し仲良くなり何かを感じてもらう、そんな成果とはみなせない成果しか、自分には出来なかったのではないかなと思いました。


送別会の次の日の朝、、この先プロジェクトでこんな事をしたらどうかとか、あの二人に何をしたらいいだろうか、つい考えようとしている自分に気づき、、、

もう終わったんだよな~~、もう自分に出来る事は無いんだよな~~ と

何とも言えない気持ちになりました。

自分の活動に満足出来たところもありますが、、、そうでない所も沢山あります。

満足出来なかった事があるから、、想いをかたちにして届けられなかった事があるから、、次に繋げていけるのだと思います。

最後に皆がくれた幸せすぎる一日と、自分には勿体な過ぎるプレゼントや想いのこもった言葉や涙をしっかりと受け止めて次へと繋げていかなければと思いました。
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さてさて、それでは残りのパナマ生活は帰国に向けて準備開始です。。
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by power_of_youth82 | 2013-12-28 10:45

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