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トランスメディア提供アイコン01 もったいないお化けは、まだ存在していない?!!

今日職場で昼食をとっている時に運転手が持ってきていた愛妻弁当を覗いた。

そしたら、ポンッとフライドチキンを一つくれた。

大食いの自分は、いつでも何かを欲していると皆思っている。。。。。。


さて、その弁当箱はこれ。
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パナマ人の多くが、このアイスのプラスチック容器を弁当箱や多めに作ったおかずを保管するタッパーとして利用している。

いわいるリサイクル。でも環境を良くしようとか、リサイクルしなきゃ的な洗脳で使っているのではない。

蓋もある程度きちんと閉まるし、便利なのである。

安くタッパーや弁当箱は売っているけど、それがあれば別に買う必要はないのである。


パナマについた頃のかすかな記憶を思い出すと、家の中の壊れかけた電化製品やキッチン用品を見て、なぜ?買い替えないの?貧乏だから?と思ったような気がする。


もちろん沢山のお金があるわけではないだろうが、お金が無くて買い替えないわけではないのだ。使えるから買い替えない。


「使えるものは使う」そういうとてもシンプルな事なのだ。

これは、「モッタイナイから使う」と言う気持ちとは違う。とある専門家の人から言われた事がある。

この二つの気持ちの違いがわかるでしょうか。


最近到着したボランティアの服装と自分がしている服装を見て、「パナマの友人が彼らはヒロシよりお金持ちだろう、だってキレイな格好をしているから」と言ってきた。

確かに、

自分は普段、何度もボンドでなおした靴をはいてる。そして破れたリュックサックを使っている。このリュックも何度か縫ってなおしたが、もう諦めて破れたまま使っている。

パナマに来た頃は捨てていただろう、小さな穴が開いたTシャツもヨレヨレになり色あせた服も平気で来ている。

ここではそれらを着ていても普通なのだ。

だから着ている。

モッタイナイという気持ちとは違う。使えるから使っているのだ。

でも、どこにでもだらしの無い恰好で行くのはやはり良くないので、首都に行く時などのように綺麗めな服も数着持っている。


環境はいつの間にか自分の感覚を変えていた。

そしてまた、日本に帰れば環境が自分を変え、高い値段の服を買い、古くなったり流行りが過ぎれば着なくなるのだろうか。今の自分からすると、少しヤッカイナ環境だな~~と思うけど、また環境に適応するのだろうし、適応せざるおえないのだろう。

だって日本で色あせて穴が開いたTシャツを着ていたら変でしょ。

着るとしたらモッタイナイから部屋着として使うぐらいでしょう。モッタイナイから。


少しだけお金をもった私達は、物を粗末にすることができたり、良い物を使っていないと居心地の悪い社会の中におかれ、モッタイナイ精神がでてきたのだろうか。

そして物を大事に使ったり再利用することをエコなんて呼んだりして、自分達の行動を賞賛したりする。

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食べ物だってそう。ここでは残飯がそんなに出ない。

だって食べつくすから。

この間、食べた牛の足スープ美味しかった。。。

鳥を足、顔だって食べられる。

そして残った骨は犬達の餌。

食用バナナの皮は牛の餌になる。

「モッタイナイから全部食べなさい」という親の決め台詞を聞いたことがパナマであるだろうか??

だいたい「モッタイナイ」ってスペイン語でなんて言うんだろう??

ここパナマの地方の環境はこんな感じ。

でも首都はまた一味違って、少し日本に近い気もする。

さてさて、という事で  

モッタイナイお化けの存在に怯える必要のないここの生活はとってもシンプルでいい。
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by power_of_youth82 | 2013-11-22 10:41

トランスメディア提供アイコン01 主に泣いています


「主に泣いています」

というドラマが以前にあったみたいですが、よく知りません。

そしてこれに出ていた女優さんも誰だかまったくわかりません。

すっかり日本の事はわかんなくなり、長~~い間パナマに居ます。



さて今日の話。

車を降りて少しだけ山道を登ったところに老夫婦が住んでいる。

二人とも歩くのに少し不自由がある。

その近くには娘と孫が住んでいる。10代後半の孫は片目が見えない。

いつも温かく迎えてくれる老夫婦。少し勝ち気なその娘。

そしてシャイな孫。



今日訪問するとおじいさんが家に居なかった。

聞くところによると、一カ月前に転倒し骨折して通院の為に山を下りているとの事であった。

いつか転倒するかもと予想はしていた。気をつけてという事は伝えていたものの、何の対処もできていなかった。

そして、この先の人生に関わる事も出来ない。。。



たぶん今日が最後の訪問である事を伝えるとおばあさんが寂しがってくれた。


彼らの為には何も出来てない。片手で数えられるぐらいしか訪問していないし、

一緒に過ごした時間なんてほんの少し。

でも、胸がしめつけられる思いがした。

顔は笑っているけど、主に心は泣いています。

残り2カ月耐えられるのか??というような、とてつもない巨大な寂しさが押し寄せる瞬間が毎日ある。

本当に有難い出会いをしてきたのだなと思う。



この家族が好き。そして彼らから教わったことが沢山ある。

彼らに支えられた瞬間が何度もあったのだなと思った。


活動への気持ちは終わりに向かい、色々な気持ちを整理してきている。

でも、まだ時間はあると思う事にしよう。
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それにしても、毎日午後は主に雨が降っています。

毎日走って体を引き締めて帰国計画がいっこうに前進しません。
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by power_of_youth82 | 2013-11-12 12:34

トランスメディア提供アイコン01 最期の11月


雨が降ろうが、皮の黒い靴が太陽の日差しで高温になろうが、私達は行進するのです。

我が国の誇りを胸に。

ということで、この季節が来ました。

コロンビアから国を別れた日とスペインから独立した日がある11月は国を挙げてお祝いモード。

今年も行進に2回参加させてもらいました。

私はこのお祝いムードと、行進が大好き。

皆一所懸命にこの日の為に行進の練習や準備をするのですから、見ていて感動モノです。

さてさて、去年に引き続き今年も行進にプロジェクト地域の障がい者に出ていただきました。去年は半強制的に参加してもらった感があり、、、今年は誰も出てくれないかな??!!と思っていたけど。。。

蓋を開けてみると、去年参加した障がい者が数名自ら参加してくれました。

嬉しい事です。障がい者家族会の方々も来て下さいました。

自主性をもって参加して下さった事に本当に感謝し、そして有意義だと感じました。
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さてさて、プロジェクトを引き継ぐ新しいボランティアが数日前に到着し一緒に行進に参加しました。

去年は参加してもらった障がい者の送迎や衣装準備などで汗だくで一人動きまわりろくに行進に参加できませんでしたが、、、

今年は、日本人が旗を持たせてもらいましたよ。

これも有難い事。

こうして色々は繋がり、そして変化していくのでしょう。


通りからは「ヒロシ」「チノ(中国人)」など沢山の声をかけてもらえました。

いいんです。中国人だろうが、日本人だろうがなんだって、、、、障がい者支援に対して何やら珍しい動きがある事を知ってもらえれば、、、そして皆が親しみを持って声をかけてくれているのなら、それでいいんです。
そう思えるようになった3度目に11月。

今年で最後の パナマの11月。

「インスティトゥート ウ・ラ・カ!」(高校の名)とかっこよく叫びながら、素敵な楽器演奏をする、この高校の行進が大好きでした。
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これで最後か~~とおもうと一人  ジィ~~ンとしました。
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by power_of_youth82 | 2013-11-08 10:04

トランスメディア提供アイコン01 蒔いた種が実るかは、見れないもの

今年に入り任地の道路の工事が進み全面アスファルトになりました。歩道も出来て、街には立派な街灯、バス停そして陸橋まで出来ました。

その街の変化を無駄にしてはいけないと、数ヶ月前にバリアフリーを求める書面を住民のサインと共に役所に届ける提案をしました。

そうそう届ける日は高熱が出てしまい、それでも日本人マスコットとして行きましたっけ。。



それから数カ月し、道路の完成チェックを交通省、障害者支援の省庁及び市長で行う事になった様で、そこに呼んでもらえました。

こうして色々考えながら戦略的に蒔き散らした種は、思わぬチャンスとして戻ってくるのです。

チャンスは無駄には出来ないと、前日に街をまわり気になる点をチャックして写真に収めました。



そして当日。

集まった皆で道路チャック。明らかに障害者適応でない街を見て、口々に「法律でバリアフリーは決まっている」「これではダメだ」と言うわりに、カメラも用意してなければダメな箇所のメモをとらない皆。

この詰の甘さがゆえに、物事が改善されないのですよ。。。。。


とりあえず、こちらからは改善個所の写真と意見を提出することを言いました。

その先は他省庁と市役所の仕事。

「本当に改善するの??」と疑心何偽でいます。

だってもう、道路修理会社にはチャック前に報酬を支払ってしまったという計画性の無さ。。。。。
いったい改善予算はどこから出るの?そして細かなところまでチャックする人は誰??

と気になることは沢山ありますが、、自分のパナマ生活も2カ月となり、、その改善あるいは改善されない状況を見ることはもう出来ないのです。

もしもあと何カ月がここにいれたら、超~~しつこく言っていくのに的な気持ちはありますが。。。

もしも、、、何てことを言っていたら限がないし

いつまで居ようが、終わりのない障がい者支援・参加促進をみている訳ですから、こういう気持ちをもって、活動は終わっていくものなのでしょう。


蒔いた種がいつか実をみのらせる事を願うばかりです。 これが協力隊の歩む心情なんでしょうね。

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こんな段差が無くなり、「昔のこの街はどうだったっけ??」と思えるぐらいになって、、不便だった頃なんてスッカリ忘る。

そして、ベビーカーを押すお母さんが、車椅子の方と散歩する家族が当たり前に進める街になっていますように。
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by power_of_youth82 | 2013-11-05 03:12