トランスメディア提供アイコン01 最期の11月


雨が降ろうが、皮の黒い靴が太陽の日差しで高温になろうが、私達は行進するのです。

我が国の誇りを胸に。

ということで、この季節が来ました。

コロンビアから国を別れた日とスペインから独立した日がある11月は国を挙げてお祝いモード。

今年も行進に2回参加させてもらいました。

私はこのお祝いムードと、行進が大好き。

皆一所懸命にこの日の為に行進の練習や準備をするのですから、見ていて感動モノです。

さてさて、去年に引き続き今年も行進にプロジェクト地域の障がい者に出ていただきました。去年は半強制的に参加してもらった感があり、、、今年は誰も出てくれないかな??!!と思っていたけど。。。

蓋を開けてみると、去年参加した障がい者が数名自ら参加してくれました。

嬉しい事です。障がい者家族会の方々も来て下さいました。

自主性をもって参加して下さった事に本当に感謝し、そして有意義だと感じました。
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さてさて、プロジェクトを引き継ぐ新しいボランティアが数日前に到着し一緒に行進に参加しました。

去年は参加してもらった障がい者の送迎や衣装準備などで汗だくで一人動きまわりろくに行進に参加できませんでしたが、、、

今年は、日本人が旗を持たせてもらいましたよ。

これも有難い事。

こうして色々は繋がり、そして変化していくのでしょう。


通りからは「ヒロシ」「チノ(中国人)」など沢山の声をかけてもらえました。

いいんです。中国人だろうが、日本人だろうがなんだって、、、、障がい者支援に対して何やら珍しい動きがある事を知ってもらえれば、、、そして皆が親しみを持って声をかけてくれているのなら、それでいいんです。
そう思えるようになった3度目に11月。

今年で最後の パナマの11月。

「インスティトゥート ウ・ラ・カ!」(高校の名)とかっこよく叫びながら、素敵な楽器演奏をする、この高校の行進が大好きでした。
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これで最後か~~とおもうと一人  ジィ~~ンとしました。
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# by power_of_youth82 | 2013-11-08 10:04

トランスメディア提供アイコン01 蒔いた種が実るかは、見れないもの

今年に入り任地の道路の工事が進み全面アスファルトになりました。歩道も出来て、街には立派な街灯、バス停そして陸橋まで出来ました。

その街の変化を無駄にしてはいけないと、数ヶ月前にバリアフリーを求める書面を住民のサインと共に役所に届ける提案をしました。

そうそう届ける日は高熱が出てしまい、それでも日本人マスコットとして行きましたっけ。。



それから数カ月し、道路の完成チェックを交通省、障害者支援の省庁及び市長で行う事になった様で、そこに呼んでもらえました。

こうして色々考えながら戦略的に蒔き散らした種は、思わぬチャンスとして戻ってくるのです。

チャンスは無駄には出来ないと、前日に街をまわり気になる点をチャックして写真に収めました。



そして当日。

集まった皆で道路チャック。明らかに障害者適応でない街を見て、口々に「法律でバリアフリーは決まっている」「これではダメだ」と言うわりに、カメラも用意してなければダメな箇所のメモをとらない皆。

この詰の甘さがゆえに、物事が改善されないのですよ。。。。。


とりあえず、こちらからは改善個所の写真と意見を提出することを言いました。

その先は他省庁と市役所の仕事。

「本当に改善するの??」と疑心何偽でいます。

だってもう、道路修理会社にはチャック前に報酬を支払ってしまったという計画性の無さ。。。。。
いったい改善予算はどこから出るの?そして細かなところまでチャックする人は誰??

と気になることは沢山ありますが、、自分のパナマ生活も2カ月となり、、その改善あるいは改善されない状況を見ることはもう出来ないのです。

もしもあと何カ月がここにいれたら、超~~しつこく言っていくのに的な気持ちはありますが。。。

もしも、、、何てことを言っていたら限がないし

いつまで居ようが、終わりのない障がい者支援・参加促進をみている訳ですから、こういう気持ちをもって、活動は終わっていくものなのでしょう。


蒔いた種がいつか実をみのらせる事を願うばかりです。 これが協力隊の歩む心情なんでしょうね。

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こんな段差が無くなり、「昔のこの街はどうだったっけ??」と思えるぐらいになって、、不便だった頃なんてスッカリ忘る。

そして、ベビーカーを押すお母さんが、車椅子の方と散歩する家族が当たり前に進める街になっていますように。
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# by power_of_youth82 | 2013-11-05 03:12

トランスメディア提供アイコン01 荷物を日本へ発送

今日は沢山持ってきていた専門書を日本へ郵送しました。

日本みたいにどこからでも送れるシステムは無く、首都まで行ってきました。

郵便局に10キログラム以上する箱を一つ持ち込みました。

内容チェックがあるため梱包しないで持ち込みという事前情報を得ていたので、梱包せずに丈夫なテープを持参していきました。

係の大きなお姉さんが出てきて、「全て本ね~」と軽く箱を覗くと。

「これではダメよ、茶色い紙で箱を包んで透明テープで梱包して」と言われ、持参してきていない事を伝えると。

売ってくれると言う事で 2ドルでそれを購入。

完璧に梱包し、梱包した用紙に住所を記入し終えると。。。

今度は係のオジサンが出てきて 「これは20キロ以上あるかもね~~、20キロ以上は送れないよ」といいつつ重量測定。

20キロは無くセーフと思うと、今度はさっきのお姉さんが金額を調べ出し 日本には10キロ以上は送れない事が判明。

という事で梱包をほどき、二つの箱に分ける事になりました。。。。。


なぜ全てが後から確認で、最終的にやり直ししなければいけないのか。。。。。。。といつものパナマ式にイライラしつつ。。。。


ようやく梱包が終了。 結局2万近くを現金で支払う事になり、お金をおろしに行く事に。

その間に伝票の準備をしてくれているなんて、奇跡的なことはなく。

自分が戻ると、再度重量測定をはじめ、伝票の準備を開始し、伝票を箱に貼り、お金を計算するという作業が開始されました。

まぁ、その作業に時間がかかる事かかる事。

他の職員とお話をしながらの作業。 

というか話をしながら作業が出来ない彼女は、話が途切れると一つセロテープを切って、また思い出した事を話だし、終わるとそのテープを伝票に貼り、またセロテープを伸ばすと、また話をしだし、セロテープを歯で切ろうと口に持って行こうとして、また話。そしてようやく歯で切ったかと思うとまた一話に花を咲かせ。

伝票一つはるのに、じらす事じらす事。

おいおい 何かのコントかよ!!って突っ込みたくなる感じ。

こんな調子で伝票に住所を記入していたけど、住所記入も2,3文字書いてはまた話。正確な住所が記入されているのか不安は募るばかり。


そう。こんな調子のパナマにもうすぐ3年近くいる事になるのです。以前ほどイライラはしません。

というか、こんなコントみたいな事務処理をしちゃう人々と接する事も、もうすぐ終わるのか~~と思うと、、、 感慨深く  はなりませんね。。。。


ということで、今日も小さな事にイライラしちゃいました。無事に荷物が日本に付きますように。
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# by power_of_youth82 | 2013-10-30 01:16

トランスメディア提供アイコン01 社会の中の役割

最近新たに存在を知ったある男性。

仕事中のトラブルで下半身に障がいをおい何十年が過ぎていました。

以前住んでいたところでは馬に乗る様の皮製品などの修理を仕事としていたそう。


しかし、引っ越してからは仕事が無くなってしまったとの事。

そこで我がカウンターパートの提案で道に「ここで修理やってます」的な看板をたてて仕事を探す事になりました。

そして自分は仕事が出来るように机を作成中です。



なんだかその男性はとても嬉しそうでした。

「早く看板を立ててくれ」  「いつ机は完成する?」 と待ち遠しそう。



「ベットマットが欲しい」「お金が欲しい」「家をなおしてほしい」 と物や経済面の支援を受ける事に慣れ、それが当然かのようになっている社会の中で、彼の様な存在に会える事は嬉しい事。


彼の欲しいものは仕事。

社会の中の役割は人の自尊心を育てる。

彼は誇りを持ち彼の作った皮製品を見せてくれました。



障がい者が道にでて自分の身体を見せ、不幸と言わんばかりに物乞いをする社会。

究極、社会のなかで弱者の障がい者はそうでしか収入を得る事が出来ない社会。


物乞いをする障がい者側も、小さな額のお金を恵む通りすがりの人もそれで満足ならいいのかな??!と思わされる事もあったけど、、、

やはりそれでは障がい者側の自尊心や人権っていったい何??ってことになる。



ある日、目の見えない障がい者が道で歌をうたいお金を求めていたのを見かけた。

何だか素敵だと思った。

目が見えませんと言わんばかりに立っていればお金は貰える。

でも、歌の演奏と引き換えにお金を貰う、その心意気が。

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足が不自由なため改造した自転車を手で漕いで物売りをしている人もいる。

切断しほんの少しだけ残った前腕に喰い込んだビニール袋をひっかけて野菜を売る人もいる。

物乞いをする人も簡単ではない事は想像がつく、車椅子からおり固い地面に座り変形した足を見せ、一日中そこで過ごすのだから。

脳性まひの我が子を道に寝かせて物乞いする親もいる。



何が正解かはわからないし、そんなものは無いのかもしれないけど。

社会はもっと障がい者の立場を知り、障がい者も社会の中の自分の立場を確立していくべきであると思う。


皆生活を良くしたいと思っている。本当に豊かな生活とはお金を貰う事?貰ったベットマットで寝る事?



この出会いから、役割を持ち自尊心を持って生きていく事の大切さを改めて感じさせてもらった。
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# by power_of_youth82 | 2013-10-25 20:13

トランスメディア提供アイコン01 消えていく存在意義

昨日はjica日本の方の視察、そして今日は現地新聞記者の取材で2日続けて家族会に出向きました。

家族会で行っている手工芸のグループは軌道に乗り出したころより現地職員にメインをお願いしていたため、その地域には久しぶりの訪問となりました。



家族会が一人歩きする事が自分たちの目指す目的。

でも、それって実現するの??というような、遠い いや 若干不可能?的な目的に見えた事もありました。


でも今日の様子をみて、もしかするといつか目標は達成できるかもと思えました。



最初は手芸の材料は全部こちらで手配し、行う内容も決めて、全集会に出向き進行して来ました。

徐々に集会に出向く回数を減らす様に提案し、自分たちで材料も手配するように声をかけて来ました。

でも、思うように集まらない、材料は持ってこない、、、何より職員がこの方針の理解が出来ていない。。。

などストレス一杯で考えつめた事もありました。。。。



会が和気あいあいと運営しだしたころより。思い切って会の運営は現地スタッフに一任しました。

スタッフ間でのゴタゴタなどもありましたが、


今日、久しぶりに会に行ってみると参加者自信で買ってきた材料で、参加者の中で手芸が上手な人に習って新たな事を学んでいました。

定期的に集まりも行っているとのこと。。。。

思い描いていたグループ像がそこに出来てきていました。

その光景は、現地スタッフましてや日本から来たボランティアなんぞ必要ないのでは???!!と思わせるほどのものでした。


嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。。。


明日は何が起こるか解らないのがパナマ、まだまだ油断は出来ないものの、、帰国を前に控えている時期にいいものを見せてもらいました。


これが理想。


少し寂しくはありますが、協力隊としての自分の存在が必要とされなくなっていく事、目立たなくなっていく事、それが理想なのだと思います。


存在意義を探した着任当初、、、意義を見出し責任ある活動に精を出せた任期中盤、、、、、そして今。。。


このグループにはもう自分は必要無いように思います。

存在意義が有意義なかたちで消えていく、、、そんな任期終盤をむかえてきているのでしょう、、、か。。。。。。 

明日の事はまだわかりませんがね。。。。。。。

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# by power_of_youth82 | 2013-10-24 11:04