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トランスメディア提供アイコン01 点の出会いから突然標高3,474m

一週間のスペイン語教室を終え、週末はダラダラしようと思っていましたが、

先日、偶然の出会いで友達になったポーランド青年が避暑地ボケテまでやってきました。

そして、そこにあるバル火山に登ることになったのです。

標高は3,474m 避暑地にスペイン語勉強をしに来ていたので何も準備してきてなく、ノリで登っていいのかな?って感じでしたが、、、、、まぁ若さとはやっちゃうんですよノリで。

自分たちのチームは計12名。 ポーランド人、ドイツ人、フランス人、アメリカ人そして何とここで世界を旅してる日本人男性一人とも遭遇。

頂上で日の出を見るため、出発は夜中の11時半。とにかく寒いということで持ってきていたありったけの服を持参。
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自分は先頭集団で調子良く20歳ポーランド人と22歳フランス人青年たちと登っていましたが、

途中から足の痛みが出現。急かつ石がゴロゴロしている道で足が限界に達し一歩も前に進めなくなる始末。

だが英語が話せないし、、「先に行って、次に来る人たちと行くから」とも言えず、、、、、

彼らは「ヒロシ、ヒロシ」と何度も呼びながら少し行っては待つ、少し行っては待つ、優しい人たち。

意味わかります?? 結局のところ彼らに追いつけばまた出発しなくてはいけず、、おもうように休めずに痛みに耐え登る感じ。。。。。。やはり気持ちの若さと体の若さは違うのです。

休憩の時間には何ふり構わず横になる感じ、、、というか足がもう何ともおかしくて、少し動かせばツッてしまいますよ状態。

10歳もの年齢差、、、、先頭集団でガツガツ登ってしまったこと、、、、そしに登山に参加したこと事態を一時後悔しつつ

でも根性で、最後の登山者泣かせの急坂を登りました。

6時間程度かけ(時計を見ることも忘れていたので、何時間かけて登ったか不明)登り切りました。

頂上は風がすごく激寒でしたが、見渡す夜景と美しい星空でテンションは急上昇。
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しかし、すぐに寒さで皆固まってしまう。。皆後ろでかたまってるでしょ。
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夜が明け雲の上から見渡す下界は絶景でした。
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日本にはない絶景がそこにはありました。。。。

本当に来て良かったと思いました。
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新しい世界を見せてくれたポーランド人との出会いに感謝だなと思うのです。

そして偶然にもともに登ることになった各国の皆と時間を共有できたことにも感謝。一人で登ってたらへたばって確実に日の出に間に合わなかった。。

キレイな景色、サイコーの気持ち、、、、そしてベットで良い夢をとなればいいのですが。。。。


まぁ、待っているのは下山。

今度はなぜか休憩なし。
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かつ大量に必要だといわれて持ってきた水の重さが体に疲労をもたらし、いつまでたってもゴールが見えないのです。

止まれば足の筋肉がブルブル、ガクガク。

まぁそうこうして、ゴールが見え。

夜中の11時半に出発した我々は朝10時半にゴールできたわけです。

最後は 手を合わせ グッ ジョブ と言い合い。頑張りをたたえ合いました。

そしてまた地面に横になる私。

若者たちは座っておしゃべりしてバスを待っていました。

やっぱりハードでしたね少し。急に決めて前日に仮眠することなく徹夜で歩き続けたのですから、でも 今だから出来ること色々挑戦しないとな~~と思いました

そしてポーランド青年が「挑戦してくれてありがとう」と言ってきました。

本当に君へありがとうだよ。。。


ホステルに戻り2時間仮眠した後は皆でパズル大会開始。。

最後は酒を飲みながらパズル完成。。。
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ドイツ語と英語とスペイン語、そして日本語話せるドイツ人もいて日本語も交えながらの晩際。

何とも充実した週末になりました。

一緒に山に登ったチームは、それぞれの場所へと旅立っていきました。

が・・・・任地に帰りのバスで今度は一緒に登ったフランス人カップルと偶然出会い、彼はスペイン語ペラペラだったことを知りました。

そして彼らもウチに一泊、文化人類学を学んでいる彼らは一風変わっている感じ、、、その彼と遅くまで酒を飲みながら語りました。パナマに来てから誰にも話したことなかったことまで色々。


不思議ですね、人は何かが合うと共通の言語何ていらなかったり、初対面なのに色々と深く話せたり、はしゃげたりするのです。


さてさて、そのフランス人が意味も分からず一期一会という言葉を言ってきましたが、

ホント

思わぬ瞬間に点のような出会いがあり、その点は線にはならないけど、いや線にはならないから余計に刺激的で学びがあったりする。
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# by power_of_youth82 | 2013-09-17 09:39

トランスメディア提供アイコン01 habla ya

habla ya は訳すと もう話す 的なかんじ。

この名前の学校に一週間通ってみました。

一日四時間の学校。

そしてホステルでも予習、復習に4時間ぐらいを費やし。。

料理と運動以外の時間はほとんどスペイン語していました。


今まで適当に話していたスペイン語を再度きちんと学ぶと、頭の中がドンドンくっきり明確になる感じで面白かった。


クラスメイトはアメリカ人の女性が一人いて、それにパナマ人の先生。

先生は自分のためにリスニング教材に地震と福島の原発問題を用意してくれたり、クールなのに教えることに熱心な先生で、、またまた良いパナマ人に出会えた。


学校の建物はこんな感じ。
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休憩時間には後輩隊員からもらって使っていなかった魔法瓶で紅茶を持参して飲み、なんとも有意義なスクールライフ。
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やはり学ぶということは本当に楽しいことだなと、30歳にして再確認。

まだまだダメダメで基礎基礎の自分のスペイン語だけど、、、もっと勉強しようと思った。


最期に鶴をプレゼント
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語学を学ぶということは文化の交流。ホントに有意義な事。

# by power_of_youth82 | 2013-09-13 13:00

トランスメディア提供アイコン01 ホステル在住中

実は今3週間のバカンス休暇最中。

一時帰国以外ではじめてとる連休。

パナマでは一か月のバカンスを年に一度とるのが普通。

そして協力隊も例外ではなく長期休暇をとる。だいたい協力隊のほとんどが外国旅行に休暇を使うのだが、、、


自分はパナマの避暑地にいる。ここにあるスペイン語教室に通っている。

宿泊先はホステル。

サーフィンや首都に上がるときもホステルを利用する。

今日は、ここ避暑地のホステル紹介。

ホステルは一泊1000円前後。


入口はこんな感じ。
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受け付けはこんな雰囲気。
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そしてこれが部屋。男女混合の部屋。男女混合である事なん皆気にしない。
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たいていの男達は上半身裸で寝る。

女達もすばやく、そこで着替えたりもする。

時々、臭いこともある。やはり外国の男達は臭いような気がする。


ここはキッチン。安値で旅をする者はここで好きな物を作る。夕食の時間はごった返す為、生活時間を2時間ぐらいずらすとノビノビと使用できる。
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ここは談話室。
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どこのホステルにも、こういう皆が集う場がある。ここで旅の情報を交換したり、酒を飲んだり、テレビを見たりする。
ここで世界中の友達を作ったり観光や旅の続きを一緒にするものもいる。時には一時の恋愛も生まれる・・


こういうホステルには、本当に色々な国の人間がいる。カナダ、アメリカ、ヨーロッパ等の先進国をメインとしつつ、周辺国の中米や南米の旅行者もいる。今回少し自分が話したのはイスラエルの人とドイツに移住した中国人。

人間って本当に色々な姿カタチがあるな~~とあらためて思ったりもする。


年齢は基本、自分より若い者たちが多いように思うが高齢の旅行者もたまにいる。

期間もバラバラ、一日でいなくなる人もいれば、ホスタルの手伝いをして何か月も滞在しちゃう人もいる。

若さを武器に自由に生きている人たちが目立つ。

時に本気で自由に生きている年上にも出会う。


毎晩ギターを弾いているもの、一人読書をするもの、飲み続けるもの。時間はゆったりと流れる。。。。


もちろん共通言語は英語。

英語が出来ない自分としては、コミュニティに入りずらい。。。。。。。。。

といっても今回は英語使用者と関わるつもりもなく、、、、ひたすら 「英語話せません」といい。

ひとりスペイン語を勉強している。

皆、思い思いのことをしているとはいえ、ホスタルから出ることなくひたすら勉強しているのは自分だけ。


沢山の人がいるが、ホームスティとは違い何も気にする必要がないし、好きな物を料理して食べることが出来る。

気候が涼しいここは野菜も新鮮。朝から市場に行き野菜とフルーツを買う。

油少な目で野菜たっぷりの料理を毎日存分に食べて、幸せな休暇中。



 

# by power_of_youth82 | 2013-09-11 12:40

トランスメディア提供アイコン01 ポーランド青年

この間の週末に首都から任地に戻り、バスを降りたところ外国人がホテルを探していた。

英語で話しかけられて困っているパナマ人を見て、、、英語ができるわけでもない自分がシャシャリ出てみた。

そして任地唯一のホテルが家の近くだったこともあり、レッツゴーしてみた。

だが、ホテルの値段を言うと高くて泊まれないという。


でも彼がさらにレッツゴーというので、、、、

結局、家まで歩いて、そのままウチに一泊することに。


その彼はポーランド人。

彼の第一言語はポーランド語、英語は話せるがスペイン語は旅をするのも難しいレベル。

そして、自分の第一言語は日本語、スペイン語は話せるが英語は旅をするのも難しいレベル。ということで、笑顔とジェスチャーが大活躍する一晩が始まったわけ・・・・・・・

ポーランドで薬剤師の勉強をしている彼は、ヨーロッパ以外の国を旅するのは初めてで、
自身を試したいこともあり、最小限のお金でヒッチハイクなどをして旅をしているとのことだった。

ポーランドの若者はミサに行かない人が多いけど、彼と彼の友達は宗教を大切にしているとのこと

ポーランドはジャガイモを主に食べること。

昔の戦闘着には大きな羽を後ろに抱えて、より大きく大勢の集団がいるように見せていたこと。

などなど

計4つの言語とジェスチャーと表情で表現仕合い、色々なことを話した。


ポーランドってヨーロッパのどこ??何語話すの?レベルの自分の世界が彼のお蔭で広がった。

いつか行ってみたい国の一つになった。

そういえば、こんなに言葉が通じない人と長い時間一緒にいたのは初めてかもしれない。

楽しい時間だった。楽しむことが出来た。

彼の人柄の良さもあるが、きっと3年前の自分ではダメだったと思う。

自分は少し変わったんだなと思った。きっといい方に。

そして何が起こるかわからないこんな毎日や、一期一会がある今をとても幸せなだと思う。


話は変わるが今日は日本の父が還暦をむかえた。(写真は一時帰国の時に前もってお祝いしたもので、現在自分が日本にいるわけではありません。。。)
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そして今自分は30歳。

ということで、30年前に自分と同い年だった父のもとに0歳の自分がいたわけで・・

なんだか、まったく違う人生を歩んで、そして少し人並みではないけど・・・

有難いことに、とても幸せな今を生かしてもらっています。
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# by power_of_youth82 | 2013-09-10 13:00

トランスメディア提供アイコン01 同期の活動 日本語弁論大会

同期でともに任期を延長した日本語教師隊員の活動する大学で日本語弁論大会が開催されました。

残りの任期も残りわずかな自分達。

最後となる大きな活動を見に行ってきました。


弁論大会に出場したのは10代の若者4名。

アニメなどの影響で日本そして日本語に興味を持ち、日本語のクラスを受講している方々です。

本当に日本語が上手で、本当に努力したのでしょう。スラスラとスピーチできていました。

聞いているこちらが努力せずに内容を理解できるということは本当に凄いことだと思うのです。

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弁論の内容は、

・留学してきた日本人との交流で日本人の諦めない精神や人と思いやる気持ちを知ったこと。

・日本語を学びだした経緯。

・魚を食する先住民地域を故郷に持つ男の子が考える水俣病と環境保護の大切さ。

・一人ぼっちだった自分を変えてくれたアニメ ナルトの精神。


日本語が上手く話せるかどうかを見るくらいの気持ちで訪れていた自分は、内容の深さに本当に感動し引き込まれました。

日本という国を愛し、そして言葉を学ぶために努力している彼ら。

その姿・気持ちは本当に感動的でした。


優勝したのはナルトについて話した彼。

他参加者と抱き合って労をねぎらい、喜びを分かち合う姿が印象的でした。

青春です。努力の先にあるものは、本当に素敵です。
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その他にも、お楽しみとしてコスプレ、漫画、カラオケ(日本語の)コンテストもありました。

どれも面白かったです。

同期の活動 日本語弁論大会_b0208803_1372198.jpg


さて、大会の表舞台に立ったのは生徒たちです。

でもここまでの日本語を教え、大会を準備するには、同期の日々努力が陰にあったに違いありません。

表には立たず、時間や経験を共有して人を成長させていく。

本当に素敵な活動をされてきたのだなと感じました。


さてさて、自分たちパナマ生活も残り4カ月。。

貴重な時間を有意義にパナマの方々と共有していければと思います。

# by power_of_youth82 | 2013-09-06 01:10